1993-12-08 第128回国会 衆議院 予算委員会 第10号
○鶴岡政府委員 大体米の需給規模は、主食用で一千万トン、これはいろいろなお米を含めて、そのほかに加工用米に約四、五十万トンの米があるわけです。そういう中で、仮にミニマムアクセスを受け入れることになりますと、政府管理米は先ほど先生御指摘のように、全体として六百万トン、それに五十万トンぐらいの規模があるわけですから、そういう中で物を考えていくことになろうかと思います。
○鶴岡政府委員 大体米の需給規模は、主食用で一千万トン、これはいろいろなお米を含めて、そのほかに加工用米に約四、五十万トンの米があるわけです。そういう中で、仮にミニマムアクセスを受け入れることになりますと、政府管理米は先ほど先生御指摘のように、全体として六百万トン、それに五十万トンぐらいの規模があるわけですから、そういう中で物を考えていくことになろうかと思います。
○鶴岡政府委員 食糧管理法におきましては、国民の食糧の安定供給を図るために需給の調整をするということになっておりまして、二条ノ二で基本計画を立てることになっております。その辺にまつわる規定の改正というのが、仮にミニマムアクセスを受け入れる場合には必要になろうかというふうに考えております。
○鶴岡政府委員 私も青刈り問題を聞きまして極めて残念に思った、食糧管理を預かる者の一人として残念に思った二人でございます。
○鶴岡政府委員 稲の穂が実らないうちにコンバイン等で収穫するということでなくて、やはり稲の穂が実らないものを使っているように私はちょっとその際にお伺いしました。
○鶴岡政府委員 八月のある時期までに刈っていると思います。
○鶴岡政府委員 農林水産大臣もあらゆる機会を通じまして話をしておるところでございます。 今回の措置は、百年に一度とか、そういうことを言われていますけれども、予想しなかった未曾有の不作により起因しました出来事でございます。私ども食糧管理を預かる者としまして、やはりその基本的役割に従って国民に供給するというようなことで、緊急特例的な措置であることは申すまでもございません。
○鶴岡政府委員 農薬の使用その他につきましては、安全性に配慮した使用をしているところでございまして、それからまた厚生省の方での検査等もございますし、また私ども自身も、国民食糧の基幹であります米の安全性につきましては食糧庁としても関心があるところでございまして、いろいろな機関を通じて検査いたしておるところでございます。
○鶴岡政府委員 食管法上は貸し付けという仕組みはございません。それで、政府米をやるということは今回申し上げませんけれども、量的な問題で対応できないわけですけれども、自流米での供給というのは、これは系統内部の話でございまして、おっしゃっているような措置がすぐとれるということはちょっと、系統内部の話であるので、私がここで明確にお答えするわけにはまいらないので、御了承いただきたいと思います。
○鶴岡政府委員 法改正は必至だと思います。
○鶴岡政府委員 法改正は必至だと思います。
○鶴岡政府委員 そのとおりでございます。
○鶴岡政府委員 米価の算定につきましては、かねて、農政審議会あるいは米価審議会でいろいろ御論議をいただきました中で、算定方式を決め、毎年の米価を適正に決定しておるところでございます。 現在も、御案内のように、地域方式ということで、それぞれの地域の生産性、大規模平均をとりますと偏るというようなこともありますので、それぞれの地域の生産費の平均をとります。
○鶴岡政府委員 まず、全糧連の仲介による政府米の県間卸商売買でございます。 これにつきましては、私どもさらに全糧連あるいは食糧事務所を通じまして調査いたしました。制度始まって以来三年間で約千八百トン弱の米が全糧連の仲介によって行われています。ちなみに、それ以外のものを含めますと、全体ですが三千四百トンでございます。
○鶴岡政府委員 再度お答えさせていただきますけれども、私申し上げたいのは、我々自身、やはりまじめな生産者、まじめな流通業者、一般の国民というようなことがございますので、我々としては全力を挙げて食管制度の適切な運用に努めていきたいと思っています。そういう意味で、米屋の問題につきましても、そういう姿勢で取り組んでいるところでございます。 それが動かないというのは、値段が折り合っていない。
○鶴岡政府委員 県間卸間の売買につきましては、供給計画に基づきまして政府が買い受けました米穀につきまして、販売の見込み違いなどにより結果的に売れ残る余裕米穀につきまして弾力的に対応するため、平成二年四月から認められた制度でございます。
○鶴岡政府委員 私どもが冒頭から申し上げていますように、責任ある者からさらに聞きたいとは申し上げておりますけれども、このこと自身が先生おっしゃっておるような事実関係とは違うというように認識いたしております。大体、四年産米が不足して政府米が足りない、それがこういう格好で出てくるということは、常識的にも考えられません。
○鶴岡政府委員 百万トンがいいということではございません。まあ、そういうことでもあるわけでございまして、ちょっと俗な言葉で悪いわけですけれども、Uターンというのも、政府米がある程度必要であるということで、系統と話して六十万トン強の積み上げをやって百六十万トンを上回るものが政府米として確保されるかと思います。 いずれにしましても、百万トンでいいとは思っていません。
○鶴岡政府委員 五月三十一日までに集荷でまだ努力していますけれども、大体ほぼそういうことになろうかと思います。ほぼそういう水準ではなかろうかと考えています。ただ、需給操作は政府計画では政府米と自流米をあわせた計画をやります。それから、来年産につきましては、十月末には新しい米が四百万トン程度出回るわけでございますので、そういう点から全体的な需給操作には心配はないというふうに認識しております。
○鶴岡政府委員 今おっしゃっておるような五百万トン、六百万トンというのは、従来操作し、二 度の過剰を招き、いろいろな面で問題が起きたわけでございまして、そういう数字は多いかと思いますけれども、今回のポスト後期対策では、期央で百万トンの在庫を持つということをねらいといたしまして、現在、国、県、系統を挙げて取り組んでいるところでございます。
○鶴岡政府委員 二月二十五日付の一部の新聞報道によりますと、「あきたこまち」の生産者協会が縁故米方式により米の輸出をしようとしている記事が流れたわけでございます。それで、私どもまだこの具体的なねらいなり方法、その他内容についてつまびらかではありません。 現行食管制度上は、外国に住んでいます日本人の消費のために米を送る場合には、食糧事務所長の承認を受けることが必要とされています。
○鶴岡政府委員 他用途利用米につきましては、加工用米の原料供給の中で極めて重要な位置を占めているわけでございます。ただ、率直に申し上げまして、同じ農家のサイドから見ますと、自主流通米、政府米、他用途米、それぞれ価格に差があるということで、他用途米をつくること自身にやはりいろいろな問題があるわけでございます。
○鶴岡政府委員 御指摘のように、慢性的食糧不足に悩んでいる多くの開発途上国が一方にあり、他方一部の国で余剰農産物を抱えているというのは間違いなく事実でございます。そういう点から、食糧援助等を行うというのは極めて重要なことだと思っています。
○鶴岡政府委員 済みません。
○鶴岡政府委員 おっしゃっていますように、農家の理解を得てやっていきたいと思っております。ただ、ほかの、農家にとりましても自流米で売れれば、同じ米ですので、高いし、また政府米でも高いわけでございます。
○鶴岡政府委員 おっしゃっておるような答弁をしたつもりでございますけれども、生産者は単協を通じて全農に委託する、委託の内容につきましては、それを履行するということが大切であろうと思います。
○鶴岡政府委員 今資料をいただいたわけでございますけれども、ちょっと私、あの資料に即して今答える能力がございません。後刻、検討させていただきたいと思います。
○鶴岡政府委員 先ほどと同じ答えになって恐縮でございますけれども、私もそういうあれに立っておりませんので申し上げることはありませんけれども、高関税とか低い関税とかいっても、これは余り抽象的な話でございまして、高いというのはそれじゃ幾らか、低いというのは幾らかと、具体的な話がない限り姿としては見えないのじゃないかと思います。
○鶴岡政府委員 先ほど来申し上げておりますように、我々としましては従来方針を堅持して今回マルチの交渉に臨んでいく考えでございますので、そういう検討はいたしていませんけれども、これは全然米の話を離れて物の話でいきますと、えらい禁止的な関税をすれば入らないのは、これは事実だと思いますし、程度によるので、今簡単にお答えすることはできないような質問じゃないかと思います。
○鶴岡政府委員 モチ米、他用途米とも、私どもとしましては国会決議もございますし、全力を挙げて国内で対応したいと思っていますけれども、そのためにはやはり農家の方々が十分理解して協力してもらう必要があろうかと思います。そういう点、行政、系統一体となって全力投球をしたいと思っております。
○鶴岡政府委員 日本の場合にはサメによる人身事故が比較的少なかったというようなこともありまして、私どもも、今回のこういう事件に遭遇しまして、知見を集めたいと思っていろいろなところに照会したわけでありますが、なかなかサメの専門家も少ないというようなことでございます。
○鶴岡政府委員 漁民の方々がそういう意識を持っているというのは我々承知しておるわけでございますけれども、片っ方側につきましては、ロシアでは自分の領海であるというような主張をいたしているわけでございまして、生物資源を調査する場合に、仮に行うとすれば、現実にはロシア側の許可証を必要とするわけでございます。
○鶴岡政府委員 漁港でありますとか沿整事業でありますとか、公共事業の実施につきましては、サメ被害の防止の観点から、潜水作業等に従事する作業員の安全を確保するため、必要があれば防御ネット設置などの対策を講ずること、その際、必要な経費は補助対象とすることを既に関係都道府県等に対しまして通知をいたしておるところでございます。
○鶴岡政府委員 まだ総論的な議論をやっておるわけでございまして、そういう具体的な話にまでは入っていないようでございます。我々はできるだけ情報をつかみながら、適切な指導を行っていきたいと思います。
○鶴岡政府委員 御指摘のように、北海道から東北地方の日本海を中心とする沿岸地域に磯焼け現象が起こり、治山甲漁業に影響を与えているということは私ども承知しておるわけでございますけれども、今先生御指摘のように、国の機関あるいは都道府県の機関でいろいろ調査研究を行われておるわけでございますけれども、なかなかその原因というのがどういうものによるのか、有用海藻類のウニ、アワビ等の食害とか、あるいは石灰藻の繁茂
○鶴岡政府委員 私ども、漁業の立場からいいましても、海をきれいにしていくことが大事なことは言うまでもないわけでございますけれども、また一方、今先生からお話があっておりますように、磯焼け現象による貧栄養化というようなものが漁業の展開にとって極めて問題であるということも事実であります。
○鶴岡政府委員 私どもの機関としましては養殖研でやっております。それから大学等でも東大あるいは北大でそういう問題の研究をやっているというふうに承知しております。また、県では愛知県、千葉県、静岡等々でやっておるというふうに承知いたしております。
○鶴岡政府委員 今までそういう生態系がなかなかわからないというようなこともありまして、そういう助成はやったことがないというように思います。
○鶴岡政府委員 これはちょっとなかなか評価が難しいので、見たりがたく弟たりがたしであります。
○鶴岡政府委員 マグロ類につきましては、先生御案内のとおりその回遊域は広範でございまして、複数の国が同一の資源を利用しているということで、沿岸国と漁業国が一体となった国際機関において科学的知見に基づきまして資源の適切な保存を図りつつ、その合理的利用を行うことが必要と考えております。
○鶴岡政府委員 公海の漁業資源につきまして、沿岸域と公海域を出入りする魚の管理につきましては、沿岸国と漁業国が対等の立場に立って管理するという方針で対応したいと思います。 また鯨につきましても、科学的な知見に基づいた資源の利用という観点から対応していきたいというふうに考えております。
○鶴岡政府委員 お答えしたいと思います。 漁業は、もう先生御案内のように、その資源を有効に利用していけば再生産可能な形態であります。また一方、公海におきましても、二百海里体制の定着に伴いまして、全般的に漁獲努力量が増大してきているのは否めない事態でございます。
○鶴岡政府委員 日米加ソ・サケ・マス四カ国条約につきましては、御案内のとおり本年九月にオタワにおいて開催されました四カ国会議において合意されたところでございまして、今後、署名、締結等の手続を経て発効する予定になっております。
○鶴岡政府委員 去る十一月十五日に韓国を訪れまして、伊長官と、現在期限切れが間近に控えております自主規制措置をめぐりまして、いろいろ話し合いをしてきたわけでございます。
○鶴岡政府委員 ちょっと申しわけないのですけれども、私今それに具体的に答える知識がございませんので、また後刻調べまして御報告いたしたいと思います。
○鶴岡政府委員 ちょっと、一本の数量で計算しまして、個別具体的なそれぞれの数量につきましては統計上は上がってきておりません。
○鶴岡政府委員 御案内のとおりでございまして、十キログラム以下のクロマグロ、キハダ、メバチの合計ということをメジというようなことで総称しております。